●移動用 アンテナ昇降機
 今まで144MHzの移動がメインでしたが、2000年頃から430MHzの移動を始めました。
 430MHzのアンテナは、144MHzに比べて小型・軽量な為設置が比較的容易です。
 さらに、設置時間を短縮するためスタック2段様に昇降機を製作してみました。


 【お願い】
 色々試行錯誤した結果、この構造に落ち着きましたが、参考にされる方はさらに改善を
 される事を希望します。改善策が有りましたら教えて頂くと有難いです。hi

 柱となるアルミのチャネル材4本で角パイプを挟み込む
 構造です。大きさは、約80×150mmほどです。
 ベアリングは樹脂製ですが、メタルでも良いかと思います。
 耐水性ベアリングもあるようですが多分高価でしょうから
 数年で交換しようかと汎用のものを使用しました。
 角パイプの断面図で、ベアリングがスムーズに
 回転する様に挟み込む加減をワッシャで調整して
 います。
 
   
 スタック上段部分です。
 昇降部分は、角パイプの上部に戸車(ステンレス製)を
 取り付けました。
 

 
 
   
 スタック下段部分です。
 上段と下段はワイヤーで繋いで有って、上段を吊り
 上げれば適正な間隔になります。
 この部分には4分配器が装着されます
 
   
 こんな感じになります。
 角パイプのため、上下のビームずれも有りません。
 

 
 
   
  
 角パイプのため、上下のずれもなくFBです。
 昇降は、紐ですがアンテナも軽量だしローラーの回転でスムーズです。
 ウインチなども考えましたがまったく不要です。
 角パイプは□50(t=2)ですが、□40でも良いかも知れません。
 アンテナは、(JK1NIT局製)K1FOタイプ(25エレ)です。
 移動のみならず固定にもFBなアンテナです。パーツの準備や製作など
 手間ひまを考えれば、安価に提供頂き有難い事です。感謝感謝です。