●人気のDSPラジオを購入しました。            TOPに戻る

 このラジオは、人気が高くて直ぐに売り切れになってしまうのですが、その前の2022年2月に購入しました。
  【注意】
 このラジオにはイヤホン端子が有りませんので、追加の改造を行いました。
 参考にして改造する場合には自己責任でお願いします。


 購入品 その1です。
  ・ZHIWHIS製 ZWS-700と言う型番のものです。
  ・アナログチューニング
  ・電源 充電式バッテリー3.7V(充電端子:USB-C)
  ・受信周波数
   FM 76〜108MHz(ワイドFM対応)
   AM 522〜1620KHz(9KHzステップ)
   SW 5.70〜17.9MHz
  ・Blutooth伝送、MP3Player機能付き
   ※Blutoothの電波法認可取得状況は不明ですので
    本機能の使用については見合わせています。
  ・大きさ 53*37*88mm、約127g(電池込)
      

    

 購入品 その2です。 
  ・HanRongDa製のHRD-701と言う型番です。
  ・デジタルチューニング
  ・受信周波数 ZWS-700より少し広いです。
   FM 64〜108MHz(ワイドFM対応)
   AM 520〜1710KHz(9KHzステップ)
   SW 4.75〜21.85MHz
  ・大きさ 53*37*88mm、約137g(電池込)
  ・その他の詳細仕様は、webで確認して下さい。
      


 ついでに、
  ・このラジオ、とても残念なことにイヤホン端子が有りません。
   そこで、端子の増設を行いました。
   取り敢えず、HRD-701で実施。
  ・スピーカー線の赤線側に割込み配線をします。
  ・画像は、端子増設及び配線完了です。

 改造方法&注意点等ですが、(参考にされる方はあくまでも自己責任で)
  ・分解方法ですが、まずは電池を取り外します。
   2本の止めねじを外して裏カバーを外します。(はめ合い構造です。)
   アンテナ基板を固定している下側2本の黒ネジを外します。
   この基板の周囲は、接着剤で固定されているので電線に
   注意しながら、カッターナイフ等で接着剤を切り離して
   基板を浮かせます。後は中身が見える様に基板をずらす。
   そして、イヤホンジャックを内蔵スピーカーに接触しない位置に
   実装して、イヤホンプラグを挿入すると本体側のスピーカー音が
   遮断する様に赤線側の配線を行います。(上図参照)


 ところが、やってみると・・・
  ・イヤホンで聞くとラジオ信号が無音時に「ジィ・・・」と
   言うノイズ音が気になります。この個体だけか全てかは不明です。
   ※スピーカーでも耳を近づければ確認出来ますが離れると
    気になりません。だから良いと言うものでは無いのですが・・・。
   ZWS-700では気になるこのノイズは無い様ですが・・・。
  ・そこで、イヤホン時には150Ω程度の抵抗をシリーズに挿入して
   VRを少し上げて聞くようにする事でS/N改善で対応しました。
   ※抵抗値は、100〜200Ω程度が宜しい様です。
  ・画像は、作業完了後のものです。


 ついでに、
  ・このラジオの不便なところは、
   音量ボリュームが小さくて回しにくいことです。
   別のツマミをかぶせてみました。

  ・このラジオ、以外と良い音がします。
   今回のイヤホン端子追加で分解してみて思ったのは、
   スピーカ自身の性能が良いのかも知れませんが
   BOX構造になっているのもその成果かもしれません。
  ・携帯電話等からのBlutooth伝送による再生やマイクロSDの
   MP3オーディオ再生も出来ます。
  ・オートスキャンによるプリセットも可能ですので、
   旅行時などでもその地域の放送波を容易に受信可能です。