●AVR ATtiny2313書込み機(PICerFT)             TOPに戻る

 本器は、既出の「ATtiny13AやATtiny84」の書込み機に次ぐ ATtiny2313用の書込み機です。

 I/Oピン数の多いAVRを使用したく、ATtiny2313を選択しました。
 ATtiny13A/ATtiny84と同様に、USBASPを使用して製作してみましたが、
 1回目は書き込めるのですが、2回目以降には書込めないと言うエラーがでます。
 その他にも動作が極めて不安定な状況でした。

 そこで、何か良さそうなAVRライターは無いかと検索してたら、「e電子工房」さんの「PICerFT」
 という優れものを見つけ製作してみました。

   【注意】
 製作メモとして掲載しております。
 問合せなど有りましたら、jm1izg(アットマーク)jarl.comまでお問い合わせください。


 USBASPによる書込み機です。
  ・基板はいつもの様にFusionPCBに発注です。
   基板サイズは、85x63(mm)です。

    書込み後にそのまま動作確認(DEBUG)が出来る様に
    各ポートに、LED表示器とSWを設けてあります。
    左下は、USBASPをケースから出して実装した物です。

    しかし、書込みが不安定な上に2回目の書込みが出来ない
    状況でした。
      

 

 PICerFTの製作 
  ・「e電子工房」さんの「PICerFT」と言う優れものを発見しました。
  ・秋月電子通商の FT232RL USBシリアル変換モジュールを使用するものです。
  ・この PICerFTは、PICでもAVRなど1000種類以上に対応されています。
  ・今回は、AVR専用で製作しました。
  ・PICerFTの詳細は、 ここから ご覧下さい。 

  ・この、PICerFTでAVR(ATtiny2313)が無事に書込みが出来たのは
   言うまでも有りません。
   「e電子工房」さん、有り難うございます。
       


 合体版その1
  ・先に製作した、USBASPを使用したライターと
   PICerFTを合体させました。
   接続する信号線は、RESET/SCK/MOSI/MISO/VCC/GNDです。

  ・上側のPICerFTで書込みし、下側で動作確認をします。
  ・都度、マイコンチップを差替える必要が有ります。

 合体版その2
  ・書込み後、差替え無しでデバッグが出来る方が絶対に便利です。
   その為には、ICソケット(ZIF)を1個にしたいところです。
   が、ここで問題が発生しました。
  ・書込み終了後、書込み制御用信号の一部がLOWレベルとなり、
   マイコンチップの動作確認が出来ません。
  ・「e電子工房」さんのページには、書込み制御信号(ICSP接続用)には、
   他の回路を繋がない。とか繋いでも影響の無い回路構成にせよ。
   との注意書きが有りますが、回路ありきでのライター製作と
   なってしまったので、なんとかしないと・・・。
  ・仕方が無いので、ICSP接続用信号線(4本)を書込み時とデバッグ時で
   切替えるようにしました。取り敢えず手持ちリレー2個使用しました。
  ・百均に丁度良いサイズの(コイン)ケースが有りましたので並べて
   格納しました。


 合体版その3  拡大画像でどうぞ!
  ・予備として更に製作しました。

  ・ケースは百均に有ったトレーディングカード用です。
   サイズは、約100X80X40(mm)